時間旅行~タイムトラベル

タイムトラベル(時間旅行)小説のあらすじと感想を中心に紹介しています。!最近はSFとラノベも読んでます。

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「明日泥棒」小松左京

明日泥棒
小松左京
恋人とケンカをしてムシャクシャしていた
戸田はゴエモンと名乗る変な男に
出会ってしまった。戸田の団地に押しかけてきた
男は日本全土から音が消えてしまう
<消音現象>やその他の怪現象を起こす。
彼の正体はなんなのか、その目的は?
明日泥棒 (ハルキ文庫)
普通のサラリーマン戸田は横浜の港の見える公園で
「日本人か」と聞いてきた奇妙な男に捕まってしまう。
ゴエモンは
山高帽にモーニングでも下はハカマに下駄、しかも小太りで
汚いおっさん。
ですが、インパクトが大きくこの本でもなぜか目が離せない人物です。

変な日本語を話す小太りのおっさんが「やかます」と言った後
消音現象が起きて日本全土の音がなくなってしまいます。
人々が話すために筆談を使い、音が聞こえないので事故が多発
この現象を引き起こしたのがゴエモンたと思った
戸田は会社にそのことを話します。

これが始まりで右翼のドン田村大三に目を付けられた
ゴエモンは世界中を巻き込む大騒動の兵器のように
使われます。
その付属品として戸田と彼女のネネ子も巻き込まれます。

<武器よさらば>とか戦後すぐの設定にしては
風刺の効いた考え深い話になっています。
武器が使えなくなったら?石油が使えなくなったら?
原始的な生活に戻るのでしょうか。

城に立てこもって戦ったり、天皇陛下のサインが欲しいと云ったり
登場人物はハチャメチャナ行動をしますが
(スパイや軍隊も出てきます)芯は真面目な話でした。
おすすめ度★★★

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tag : SF小説 読書 国内作家_小松左京

 

コメント

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デスレス 奴等は死なない

お久し振りです、ユキノ様。
『明日泥棒』のゴエモンは、なんとも強烈なキャラですね~。筒井氏の作品に近いような感じです。
確か、『ゴエモンのニッポン日記』という作品もある筈です(主人公は、小松氏ご本人だとか)。

ついこの間、加納一朗氏の『デスレス 奴等は死なない』という作品を読破しました。面白かったです。
主人公のルポライター・朝倉純一郎は、以前どこかで見たことのある女性が夢に出てきて、それが現在行方不明の女優・里見絵理と知り、独自に調査を開始します。彼女は新作映画の主役に抜擢されながらも、遺書を残し海に身を投げた女性でした。
ところが、偶然知り合った彼女の妹・かおりから、絵理が身を投げた日、自分の留守電に姉の助けを求める声が録音されていたことを知り、朝倉は驚きます。その上、絵理の調査を手伝っていた恋人・昌子が何者かに命を奪われ、彼は俄然事件の真相を暴こうと決意します。しかし、この事件の裏には、想像を絶する悪夢が待ち構えていました。
果たして、絵理は無事なのか? そして朝倉とかおりが知った恐るべき真相とは?

加納氏はご存知、荒馬是馬シリーズの著者ですが、今回読んだのは、超本格的なSFサイコスリラーです。科学のダークサイドに染まった人間の悪意と狂気を、見事に描いています。ミステリーとしても、読み応えがありました。加納氏って、こういう怖い作品も書かれていたんですね。
1996年の作品なので、図書館などで探してみて下さい。ただし、怖さは相当なものなので、少し覚悟が必要ですよ。

では、お休みなさい。

Re: デスレス 奴等は死なない

> 確か、『ゴエモンのニッポン日記』という作品もある筈です(主人公は、小松氏ご本人だとか)。
ありがとうございます。
探してみますね。テラ87さんにお勧めいただいた
『宇宙船ドクター』を読みました。次々と事件が起こり
面白かったです。

> 加納一朗氏
好きな作家さんですが古本屋さんか図書館でしか
出会いません。もっと早く知っていたら
たくさん読めたのに残念です。
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