時間旅行~タイムトラベル

タイムトラベル(時間旅行)小説のあらすじと感想を中心に紹介しています。!最近はSFとラノベも読んでます。

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「ブラックアウト」コニー・ウィリス

ブラックアウト
コニー・ウィリス
2060年時間旅行が出来るようになった近未来。
オクスフォード大学の史学生3人は(志願して)
第二次世界大戦のイギリスに調査に行くことになった。
空襲・戦争・疎開の実態を体験した3人が
帰る日にちになったが降下点のネットは
開かず、回収チームもやってこない。
現代に戻れなくなり過去に残された学生たちの冒険ストーリィ。
ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の三賞を受賞!
ブラックアウト (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)


タイムトラベルの前提として 
・過去にしかいけない
・歴史は改変できない(何かあるとネットは開かないし、降下点がすらして回避する)
・同じ時間には2度行けない
・降下点から未来に戻る時に時代人(過去の人)が居るとネットは開かない
・過去のものを未来に持ち込めない
・予定も時間に戻れないと遡って回収チームがやってくる

第二次世界大戦のイギリスなのであまり明るくはありません。
さらに2段組で760Pと分厚く後半は続編が出版されます。
(続き物なんですよ)

とはいってもコニー・ウィリスのタイムトラベルものは面白いです。
1940年に時間旅行した学生たち
アイリーンは疎開児童の観察をしに郊外で
メイドとして働き、ポリーはロンドンのデパートで
売り子として市民生活を観察
マイクはダンケルク撤退における民間人英雄の捜索と
3人とも別の場所ながらも目的を持って過去に行きました。

しかし、過去での生活は容易ではなかったのです。
アイリーンの働くお屋敷では疎開自動が
次々とはしかに罹り屋敷ごと隔離されます。
その上、恐ろしくやんちゃな子供のお世話をしなくてはなりません。
ポリーは何度も空襲にあい、降下点も破壊されてしまいます
マイクは降下点と日にちがずれて到着した上に
戦争に巻き込まれ足を負傷...。

3人とも過去で苦しい生活を強いられます。
一番偉いと思ったのがアイリーン、空襲こそ無いものの
問題ばかり起こす子供のお世話や看病の他
お屋敷の主人の気まぐれにも対応。
優しすぎて子供たちをほっておけず、回収の日に間に合いません。
さらにその子供たちにストーキングされていたので
降下点は開かなかったのです(TT)

ポリーもいい子なんですが、隠し事とがあるようです。
これはタイムトラベルに関係ありそうなので気になります。
誰にも話さないので信用できません。
マイクは自分が歴史を変えてしまったせいで
戻れないのではとパニクっているし。

ドゥームズデイ・ブック」と同じで過去の様子が
かなり詳細に書かれています。
ロンドン大空襲とか疎開についてバッチリ下調べしたんでしょうね。
凄くリアルに感じました。

また、1944年の出来事で登場人物にはのっていない
別の3人の史学生の話が挟みこまれています。
これは話しにどのように影響してくるのでしょう?
1944年のせいで現代に戻れないのか?
なぜ2060年では史学生3人を回収できないのか?
現代で何か事件があったのか?
謎が深まるばかりです。この後編「オールクリア」は
2013年4月に出版予定です。
そして、かなりの枚数なので上下巻となります(^^;)

ブラックアウトとは「灯火管制」のこと。
光をめがけて爆弾を落とすので電気を消して
敵の飛行機がいなくなるのを待ちます。
おすすめ度★★★★

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tag : 読書 SF小説 海外小説 推理小説 タイムトラベル 海外作家_コニー・ウィリス

 

コメント

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No title

すっごく読みたい…のですが
続編が出るまでガマンしようと、決めました。
あと、6ヶ月~。
近いような、遠いような。

続編

そうなんですよ、続き物なのです。
これ一冊で凶器になるくらい分厚いのに
続編はもっと長いみたいです。なので上下巻!

> すっごく読みたい…のですが
> 続編が出るまでガマンしようと、決めました。
私は読んでしまったので、続きが気になって仕方がありません。
謎の部分が多いのも魅力の一つです(^^)

No title

「マーブルアーチの風」にも「わが愛しき娘たちよ」にも
ロンドン大空襲がテーマの短編があったし、
ウィリスの思い入れがある時代なんでしょうね
面白そうですが、まずは積読になってる犬とドゥームズデイを探さないと……

そう思います

> 「マーブルアーチの風」にも「わが愛しき娘たちよ」にも
> ロンドン大空襲がテーマの短編があったし、
> ウィリスの思い入れがある時代なんでしょうね

同感です。長くに渡って書くのには意味がありそうです。
「マーブルアーチの風」を読んでいないので
ロンドンの話が楽しみです。
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