時間旅行~タイムトラベル

タイムトラベル(時間旅行)小説のあらすじと感想を中心に紹介しています。!最近はSFとラノベも読んでます。

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「悪魔の星」ジェイムズ・ブリッシュ

悪魔の星
ジェイムズ・ブリッシュ
殖民するための惑星評価を任された調査対象
惑星リチアには知的生命体が存在していた。
盗みも争いもしない理想的な生物たち..
だが評価の話し合いは紛糾した。
そして地球に帰るときルイスサンチェス神父は
仲良くなったリチア人から彼の子供を
託された。ヒューゴー賞受賞作
悪魔の星 (創元SF文庫)
評価を下す地球人4人の会議では
鉄やリチウム・チタンが多く埋蔵していることから
核実験施設として惑星を利用するという
恐ろしい案がクリーヴァーから出され
リチア人と交流して彼らの良さを知る神父からは
反対に惑星に立ち入らないことを提案する。
いろいろな意見も出て紛糾!

そしてリチア人シュテカから(ルイスサンチェス神父の友人)
託された子どもエグドヴェルチは市民権を得ると
地球人を扇動しシャルター社会を攻撃(言葉でですが)し始めた。

海にリチア人の天敵がいるものの、ウソも戦争も
言語の違い(惑星は統一言語)もないリチアは
ルイスサンチェス神父にとって理想の楽園。
さらに数学や科学に精通していることも分かった。
しかしシュテカから託された子どもエグドヴェルチは
リチア語もしゃべれず父親とはまったく違っていた。

今まで読んだSF小説は主人公が科学者のことが多く
宗教家が同行してもイヤな人物として登場させる
ことが多かった。
しかし「悪魔の星」では神父兼生物学者が主人公で
意外と頭がやわらかく好人物として書かれている。
現地人を奴隷&核実験施設を考える科学者よりもよほど
まともな考えも持っている。

ここまでは読みやすかったのですが
地球に帰ってきてから語り手が同じ調査団だった
マイケリス博士になったり3人称になったり..
読みにくかったです(^^;)

マイケリス博士が語り手になると助手の美しいメイド博士
(日本人)はマイケリス博士は結婚し
ルイスサンチェス神父は異端裁判に招集された。
さらに政府は秘密裏にクリーヴァーが提案したリチアを
核実験施設として利用することが決まり
リチアの自然が壊されていきます。

リチア人シュテカとルイスサンチェス神父が友人関係だった
だけに残念です。
彼らの交流の話は少なかったですが、一番、面白かった部分でした。

ヒューゴー賞を取ったわりには文章にまとまりがなく
(宗教とSFが混在しているからなのか、主要人物が
右往左往しているからなのか)
驚きの結末でした。
主要人物がその後どうなったのか?読んでみたい気がします。
おすすめ度★★

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※追記
神父が惑星に立ち入らないことを提案したのは
リチアには神がいなく進化論そのものの成長を
するからかもしれません。
ローマ法王が惑星自体を悪魔祓い(?)しろと命令したら
理解したからです。(分かりにくい解説ですみません)
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tag : 読書 SF小説 海外小説

 

コメント

非公開コメント

No title

読みにくい理由がめずらしいですね。

僕は以前読んだ本で、章ごとにメインの2人が交互に一人称になるのがあって、読みづらかったです。

途中まではよかったのですが

語り手がややこしくなってきて
話がブレたように感じました。

> 僕は以前読んだ本で、章ごとにメインの2人が交互に一人称になるのがあって、読みづらかったです。
ありますね。作者の力量がたりないせいかもしれないです(^^;)
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